建設業を営もうとするものは、軽微な建設工事（許可を受けなくてもできる工事）を除いてすべて許可の対象となり、建設業の種類ごとに、国土交通大臣又は都道府県知事の許可を受けなければなりません。

 

１．建設業とは

　　元請・下請その他いかなる名義をもってするかを問わず、建設工事の完成を

　　請け負うことをいい、２９業種に分かれています。

　　なお、ここでいう請負には、雇用・委任・建売住宅や建材の売買などは

　　含まれません。

 

２．軽微な建設工事（許可を受けなくてもできる工事）とは

　（１）建築一式工事以外の建設工事の場合

　　　　１件の請負代金が５００万円未満（消費税込み）の工事

　（２）建築一式工事の建設工事の場合

　　　　１件の請負代金が１，５００万円未満（消費税込み）の工事、または

　　　　工事代金の金額にかかわらず、木造住宅で延べ面積が１５０㎡未満の

　　　　工事（主要構造部が木造で、延べ面積の１／２以上を居住の用に供する

　　　　もの）